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ハラをなくした日本人


4.4 ( 2064 ratings )
教育 ブック
開発者 fumikazu tomonari
0.99 USD

日本人は古き良き日本の良さをなくしてしまったのか??

日本人が古来より大切にしてきたモノが失われている!!
ジャクニクラウス、モハメド・アリ、シュテフィ・グラフ等
歴代の名選手はみんなハラを持っていた!?
その強さの秘密は「ハラ」にある!!
この本を読めばその全てが明らかになる!!

目次



はしがき

第一章 勇者そして優者たちの時代

     栃錦VS千代の富士……どちらが強いか
     大相撲史上の強豪力士ベストテンは?
     現代のパワーは昔の技に通用しない
     真っ直ぐ押させない技術
     摩可不思議な技の秘密
     相撲とスキーの関係
     卓球と相撲の決定的な違い
     国際大会が日本の弱さを明らかにする
     かつて日本がスポーツ強国であった秘密
     「ハラ」は人間の品格をも洗練させてゆく
     名選手は「強い」だけではなかった


第二章 身体意識の崩壊

     身体意識を表す言葉
     「身にしみる」
     消えつつある言葉たち
     「ハラが立つ」から「頭に来る」へ
     ナイフ・フォークとハシ
     日本文化を生んだ身体意識
     ヤマトナデシコは最大の文化遺産
     「身体意識の衰え」が社会をダメにする
     言葉は生きている


    コーナー『ディレクト・システム』


】第三章 ハラはどこへ行った

     身体意識を守り受け継ぐ
     外国文化に対する依存主義
     「帝王」ジャック・ニクラス
     圧倒的な強さを支えたもの
     西欧人ニクラスの鍛え上げられた「丹田」
     東洋の「ハラ」と西洋の「センター」
     シュテフィ・グラフ
     グニャセンターのハラヘコ
     ハラもセンターも持っていた男
     ハラでも勝てない日本
     ニクラスはどうやって「ハラ」を身につけたかハラの威力
     モハメド・アリVS山下泰裕
     ハラの見えない日本人
     科学技術より優先すべき身体意識


第四章 カニ族とエビ族

     カニ族とエビ族
     日本人≒カニ族
     トレンディ・スポーツはエビ族向き身体意識は運動族を超越する
     カニ型スポーツとエビ型スポーツ
     日本のスキーヤーの誤解
     科学は役に立つか
     カニの尻とエビの尻
     ハムストリング
     安定と安流
     カニ族の限界
     何もできない「カビ族」がふえている


第五章 身体意識の復権

     アインシュタインとの出会い
     本当に生きること
     「天才」とは?
     科学の進歩が身体意識をダメに
     する身体意識の二重劣化
     宮本武蔵とオリンピックを比べると
     世界のトップとなる条件
     日本が再び世界の頂点に達する日は来るか?


あとがき


高岡英夫(著者)
1948年 千葉県生まれ
東京大学卒、同大学院教育学研究科修了

現在  運動科学総合研究所所長
専攻  運動学、記号学、教育学
著書  『鍛練の実践』『鍛練の理論』『鍛練の方法』『身体調整の人間学』
    『スポーツと記号』『武道の科学化と格闘技の本質』
    『光と闇一現代武道の言語・記号論序説』
    『空手・合気・少林寺一その徹底比較技術論』など多数
ビデオ 『精神力の構造』『武道に学ぶメンタル・マネイジメント』
    『科学的上達法初級』『ディレクト・システム初級』
    『レフトレーニング初級』『運動科学セミナー中級』など


 発行日 2013年2月14日
 著 者 高岡英夫
 発行者 作間由美子
 発行所 メディア・サーカス
〒150−0021
東京都渋谷区恵比寿西1−21−15 コンフォリア代官山102
 制 作 デジブックジャパン株式会社

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